校長挨拶

 


千葉学園高等学校は、学びへの意欲を抱く若き人の未来を拓く学びの場として、明治43年(1910年)に創立した女子高校です。私たちが生きている現代社会は、異なる考えを持つ人々と互いに尊重しながら、それぞれの考えを受け入れ認め合うことができる社会であり、「多様性」という言葉の通り、女子高校という考え方も千葉学園高等学校にとってはとても大切な精神として、創立以来112年の歴史を刻んでいます。高校生として、机に向かい教科書を通して新たな知識を得る学びはもちろんのこと、生活文化科ではあなたがデザインしたドレスをあなた自身の手で仕立てる技を、調理科ではあなたが考案した一皿をあなた自身の手で仕上げる技を、看護科ではあなた自身の手で患者様の心と体を支える術(すべ)、総合ビジネス科ではあなた自身と社会を手と頭を動かしながら、そして令和4年度から新たにスタートした普通科では、あなた自身の手で社会をよくするために必要な知力を積み上げる術(すべ)を学ぶことができる学校です。それらを一人でするのではなく、あなたを支える同志である友と共に学ぶ場が千葉学園高等学校です。
 「力はでるもの だせるもの」
あなたの身体の中に隠れている新たな力を見つけましょう。
手を動かし、心を動かし、佳き人に。
校長 岡本潤子 先生

学校法人千葉学園
   千葉学園高等学校
 校   長 岡本 潤子

 

年号
明治4311校祖千葉クラ、八戸市朔日町の浸礼教会内に八戸女塾を創立し裁縫手芸の教授を始める。
大正210八戸市番町の自宅に塾を移す。
31八戸市類家の現在の地に移転し、八戸裁縫講習所と改称する。
121青森県知事の認可を受け、私立千葉裁縫女塾と名称を改める。
昭和53文部大臣の認可を受け、実業学校令による学校とし、八戸千葉裁縫女学校と改称する。
101初代校長、千葉クラ永眠する。
二代校長に千葉富江就任する。(4月)
234学制改革による新制高等学校となり、千葉学園高等学校と名称を改める。
同時に千葉学園中学校も併設する。(43.12廃止)
245法の定めるところにより、学校設置者を財団法人千葉学園とする。
263法の改正により、財団法人を学校法人に組織変更し、理事長に千葉富江就任する。
3校歌を制定する。
3511創立50周年記念式典を挙行し、15日を創立記念日と定める。
375理事長・校長千葉富江、永年女子教育に尽くした功績により藍綬褒章受章の栄誉を受ける。
3810鉄筋コンクリート造3階建1,260㎡の1号館が完成する。
408鉄筋コンクリート造3階建610㎡の生徒寄宿舎「信愛寮」が完成する。
413校旗を制定する。
4衛生看護科を設置する。
424家政科、商業科を設置する。
12鉄筋コンクリート造3階建1,040㎡の2号館が完成する。
435十勝沖地震により施設、設備に相当な被害を受ける。
446鉄骨造ダイヤモンドトラスト1,361㎡の体育館が完成する。
10創立60年の記念式典を盛大に挙行する。
4510鉄筋コンクリート造3階建1,797㎡の3号館が完成する。
464調理科を設置する。
10家政科特別教室を中心とした鉄筋コンクリート造3階建1,468㎡の4号館が完成する。
4711商業・調理科特別教室を中心とした鉄筋コンクリート造3階建1,120㎡の5号館が完成する。
12851㎡の講堂が完成する。
487花壇、噴水、遊歩道を備えた庭園が完成。これを記念して校舎造園完成式を行う。
校歌碑を建てる。
494普通科を男女共学とし、市内田向に普通科校舎を建築し一年生のみ収容する。
11理事長・校長千葉富江、永年教育に尽くした功績により勲四等宝冠章受章の栄誉を受ける。
524普通科を独立させ、向陵高等学校として開校する。
548理事長・校長千葉富江、永眠する。従五位に叙せられる。
理事長・校長に千葉満就任する。(8月)
554創立70周年記念事業である野外ステージ・学校食堂を中心とした
鉄筋コンクリート造2階建記念館(535㎡)が完成する。
554記念事業として、千葉富江奨学金制度を設ける。千葉学園体操を制定する。
5511創立70周年記念式典並びに祝賀会を挙行する。
574新制服を制定する。
9鉄骨造、平屋建の看護実習室・保健室棟が完成する。(252㎡)
599鉄筋コンクリート造3階建の商業科実習棟(1,156㎡)が完成する。
合わせて、パーソナルコンピュータの設備を整える。
9体育館管理棟(255㎡)を増築する。
624生徒会館改築、「みどりの家」(377㎡)と改称する。
平成元年8パーソナルコンピュータ43台を設置する。
1号館を全面改装する。
282号館を全面改装する。
211創立80周年記念事業として庭園を整備し、記念像「翔」と校訓の碑を建てる。
創立80周年記念式典並びに祝賀会を盛大に挙行する。
制服にチェック柄のスカートを新たに加える。
44家政科の名称を生活文化科と改める。(1年入学者から)
11理事長・校長千葉満、永年教育に尽くした功績により藍綬褒章受章の栄誉を受ける。
5商業科に会計・総合・情報処理コースを設置する。(2年生から)
612三陸はるか沖地震により、主として3、4号館、講堂が大きな被害を受ける。
74地震により被害を受けた講堂の修復作業完了する。
104商業科の名称を総合ビジネス科と改める。(1年入学者から)
118創立90周年記念事業として、生徒昇降口3ヶ所を改修整備する。
125創立90周年記念事業として、学園歴史資料室が完成する。
8記念事業として会議室を整備する。
9記念事業としてパーソナルコンピュータ36台を設置する。
11創立90周年を記念して、初めて海外への修学旅行を実施する。
青森空港からチャーター機を利用し、韓国の釜山・慶州・ソウルを訪問する。
11創立90周年記念式典・講演会並びに祝賀会を盛大に挙行する。
144看護科の課程を設け、5年一貫教育による看護師の養成を始める。
衛生看護科の募集を停止する。
163衛生看護科最後の卒業生を送り出す。
168看護専攻科専用の図書室、在宅看護実習室を整備する。
174看護専攻科第1回進級式を行う。
11理事長・校長千葉満、永年教育に尽くした功績により瑞宝小綬章を受章する。
193看護専攻科第1回卒業式を行い、卒業生35名を送りだす。
207M6.8の地震が発生し、みどりの家・野外ステージその他で大きな被害を受ける。
212生徒から募集した創立百周年の標語『100年の風が拓く1ページ』とシンボルマークを制定する。
228創立百周年記念事業として21・22年度にわたって改修整備した生徒用トイレが完成。
その他生徒食堂等の施設改修事業も終了する。
2211創立百周年記念式典並びに祝賀会を盛大に挙行する。
式典後『信愛と100年からの女子力』の生徒発表を行う。
233M9.0の東日本大震災が発生し、校舎並びに講堂が被害を受ける。
直ちに復旧工事を行い、12月までに復旧工事が完了する。
2592号館東側校舎の耐震工事を行う。