縄文土器の文様を刺しゅうした装飾品を制作しました(生活文化科)
生活文化科3年生(課題研究「ファッションデザイン」を学んでいる13名)が、是川遺跡から出土した縄文土器の文様を刺しゅうした装飾品を制作しました。
装飾品の制作は、工芸的に優れた土器や漆器などが多く出土している同遺跡について学び、地域に誇りを持ってもらうことを目的として行われました。生徒13名は是川縄文館の学芸員の方から、縄文時代の装いや縄文土器・土偶に見られる文様の意味の説明を受け、縄文時代晩期の土器などの文様から気に入ったデザインを選び、布地に刺しゅうを施してヘアゴム、ブローチ、ネックストラップなどを制作しました。生徒たちは、縄文時代の人々の知識の豊富さに感銘を受けるとともに、史跡是川石器時代遺跡の世界遺産登録のお祝いの気持ちを込めて制作に取り組みました。
完成品は八戸市埋蔵文化財センター 是川縄文館 で開催される秋季企画展「装い ~身を飾る人びと~」〈2021年10月16日(土)~11月28日(日)開催予定〉で展示されます。
校内発表会が行われました
10月9日(土) 校内発表会が行われました。例年は外部のお客様をお招きして「千葉バザー」を実施しておりましたが、新型コロナウイルス拡大防止の関係上、学内の生徒のみで学習内容の発表を行いました。当日は各科の特長を発揮した展示や、文化部のステージ発表、生活文化科のファッションショーなどが行われ、発表会を盛り上げました。各科の展示では、他科の生徒たちがどういったことを学んでいるのかを知る機会となったのに加え、学年を越えた縦のつながりを大切にしながら準備作業を行い、生徒たちにとって大変有意義な発表会となりました。
【生活文化科展】
【調理科展】
【総合ビジネス科展】
【看護科展】
【各部・ステージ発表など】
第74回 青森県高等学校総合体育大会 ボウリング競技 優勝
令和3年6月5日(土)~6日(日)第74回青森県高等学校総合体育大会が行われ、本校のボウリング部が6連覇を果たしました。機械トラブルによる度重なる中断や、コロナ禍により声を出しての応援や接触が制限される中でもチーム一丸となって闘い、再び優勝旗を持ち帰ることができました。10月には全国高校対抗選手権の県予選が控えており、今後も活躍が期待されます。
色彩検定協会 奨励賞 受賞(生活文化科)
本校生活文化科が色彩検定協会の奨励賞を受賞しました。この賞は年2回実施されている色彩検定(文部科学省後援)において、特に優秀な成績を収めた団体に贈られるものです。本校は令和2年度に8名(2級2名、3級6名)が受験し、全員が合格しました。生活文化科ではファッションデザイン(1年次)とファッション造形基礎(3年次・選択科目)の授業で色彩について学び、希望者が検定を受験しています。本校が奨励賞を受賞したのは2018年に引き続き2度目。インテリアデザイナーやスタイリストを目指す生徒、服飾関係の専門学校に進学して資格を活用する生徒など、資格を取得する目的はさまざまですが、それぞれが将来の進路に役立てようと熱心に勉学に励んでいます。
学生&高校生まちづくりコンペティション 特別賞
八戸圏域の高校生や学生らが本年度取り組んだ地域貢献活動を発表する「学生&高校生まちづくりコンペティション」が2月13日、八戸市総合福祉会館で行われ、9団体がスライドなどを用いて活動を紹介した。本校から参加した生活文化科3年生8名の活動『縄文にときめく ファッションで発信~縄文土器の文様のドレスの制作~』が特別賞に輝いた。2020年が泉山兄弟による是川遺跡の発掘から100年という節目であることを知り、ファッションを通じて縄文の素晴らしさを伝えたいと10月から制作をスタート。土器の特徴や文様を見事にファッションに昇華させた。 「あでやかな注口土器」「凛とした深鉢形土器」「優美な皿形土器」の3作品は12月13日、はっちでファッションショーと作品の展示を行ったのに続き、是川縄文館でも12月18日~2月4日まで展示を行った。今回の事業を通じ、土器の文様をドレスに表現できたことは、市民のみなさまに縄文の魅力を感じ、興味を持っていただく機会になった。表彰式で小林市長より「服飾の技術が素晴らしい。技術を活かし、お土産品の開発なども行ってはどうか。今後の活動に期待する」とお褒めの言葉をいただいた。
創立110周年記念式典が行われました
11月10日、八戸プラザアーバンホールにおいて、「千葉学園高等学校創立110周年記念式典」が行われました。
式典では、千葉満校長が「110年という時の流れの中で生じた有形、無形の蓄積があって現在があることを胸に刻み、目標を高く掲げて歩んで欲しい」と式辞を述べました。また、生徒会長の上野凜果さんは「女子力を推進力にして、輝く未来へと駆け抜けていきましょう」と全校生徒に呼びかけました。
「未来へ紡ぐ 心と業(わざ)を」と題した生徒発表は、本校の教育目標である「くらしに生きる教育」と「心豊かな人間をつくる教育」をもとに、「手をつかい、心を動かし、業に励む」という創立当時からの学びをファッションショー形式で表現しました。「手」にスポットをあてたさまざまな場面の映像を背景に、縄文土器や漆器をテーマにした衣装や、草木染めの中世の小袖、歴代の制服・実習着、部活動のユニフォームを身につけた生徒たちが会場中央のランウェイを歩きました。歴史と伝統を回顧し、輝く未来への決意を新たにしました。
授業でマスク製作(生活文化科)
新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄状態が解消されない状況を受け、生活文化科では、今年度最初の実技授業で、「マスクの製作」をしました。生徒自らが安心安全な生活を考え、感染拡大防止に若者の行動が大切と言われているその重要性を改めて確認し、生徒達の不安が少しでも軽減することを狙いとしています。マスクを完成させた生徒達は、「家族や友人のためにマスクを作ってあげたり、教えてあげたい」と自信につながったようです。授業の様子は4月15日(水)のNHK「あっぷるワイド」と、デーリー東北(4月20日紙面)で紹介されました。
防災クラブ 消防庁長官賞受賞
本校の消防クラブが、地域の防災意識を高めたとして、2019年度の消防庁長官賞を受賞しました。学校周辺の清掃をはじめとする環境整備や火災対策に努め、また応急処置や心肺蘇生を学び、八戸市内で開催された防災イベントに積極的に参加したこと等が評価され、この度の受賞となりました。