生活文化科

生活文化科

「縄文にときめく」オリジナルグッズ販売開始(生活文化科)

生活文化科の生徒が考案したオリジナルグッズを、11月3日(木・祝)より八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館にて販売します。「トートバッグ土偶」と「バネぐちポーチ入組文」の2作品を各30点販売予定です。詳細は下記の案内をご覧ください。

中世の子ども用小袖を復元し、八戸市博物館に寄贈しました(生活文化科)

生活文化科の3年生4名が、中世に庶民の子どもが着用していた小袖を復元制作し、八戸市博物館に寄贈しました。小袖は八戸市の史跡根城の広場で開かれた「史跡根城まつり」で披露されました。 本校が中世衣装制作を始めて今年で4年目となり、今年度は生徒4名が7月ごろから約2カ月かけて衣装を制作しました。小袖は5~10歳の子ども用で、帯が縫い付けてあるのが特徴です。根城史跡にあるタラノキとクルミを使って染色し、グレーと淡い黄色の優しい色合いに仕上げました。制作に携わった生徒たちは、服装の歴史や八戸の歴史に興味を持つきっかけになったと感想を述べ、草木染めの出来栄えに満足していました。 寄贈された小袖2着は、今後史跡根城の広場での着用体験などで使用される予定です。

「縄文の文様の作品」販売開始(生活文化科)

生活文化科2年生37名が制作した縄文土器や耳飾りの文様を刺しゅうした「ブローチ」「ヘアゴム」「刺しゅうキット」を、八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館のご協力により販売することになりました。 昨年是川縄文館で開催された秋季企画展「装い ~身を飾る人びと~」に生徒制作作品を展示させていただいたところ、「とても可愛い、販売してほしい、制作してみたい」といった多数の感想が寄せられました。そこで、皆様のご要望にお応えして販売することになりました。たくさんの方々に現代の装いにも合う縄文の文様をファッションアイテムとして楽しんでいただき、刺しゅうをしながら縄文に思いを巡らせてほしいと思っております。 下記の要領で販売いたしますので、ぜひ是川縄文館までお越しください。 場   所:八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館 ミュージアムショップ 販売開始日:令和4年7月5日(火) 販 売 品:ブローチ20個 ヘアゴム30個 制作キット20個 ※ 販売は、なくなり次第終了とさせていただきます。

第8回 学生ファッションデザインコンテスト 優秀賞

第8回北いわて学生ファッションデザインコンテスト(北いわてアパレル産業振興会主催)において、本校生活文化科1年の沖田瑞恵さんのデザイン画が優秀賞に選ばれました。岩手県及び青森県三八地域の学生・生徒を対象にファッションデザインを募集し、合計で323点の応募がありました。沖田さんの作品のタイトルは「気品のある桜」、桜から着想を得てデザインしたものです。デザイン画を基に振興会会員企業によって製作された桜色のジャケットは、袖口が花びらのように広がり、ボタンも桜の花の形をしていて、とてもきれいな作品に仕上がりました。入賞作品はテレビ岩手の特別番組で紹介された他、盛岡市のパルクアベニューカワトク特設会場にて展示されました。

家庭科技術検定 四冠王 4名達成

全国高校家庭科技術検定の被服製作和服、同洋服、食物調理、保育の4分野で1級に合格する「四冠王」を3年生4名(生活文化科)が達成しました。全国では21校66名が達成し、県内では本校のみ。四冠王の達成は16年連続。四冠王を達成したのは、津内口楓佳さん、鉄炮美夏さん、窪田朱里さん、福士玲奈さん。受賞した4名は「これまでの努力が報われて嬉しい。先輩方から続いてきた四冠王を途切れることなく取得することができてよかった。後輩たちにも取得できるように頑張ってほしい」と笑顔で語っていた。

「縄文にときめく」オリジナルグッズの制作に取り組みました(生活文化科)

生活文化科の3年生17名が、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録のお祝いの気持ちを込め、オリジナルグッズの制作に取り組みました。八戸で発掘された美しく繊細な土器や個性豊かな土偶などをモチーフにし、身近で日常的に使用できるトートバッグやポーチなど、おしゃれでかわいいオリジナルグッズを制作しました。 作品は八戸市埋蔵文化財センター 是川縄文館に展示されています。縄文と現代がコラボレーションした作品となっておりますので、どうぞご覧ください。〈展示期間:令和3年12月7日(火)~令和4年2月6日(日)〉

中世の衣装を復元し、八戸市博物館に寄贈しました(生活文化科)

生活文化科の3年生4名が、中世に庶民が着用していた小袖とはかまを復元制作し、10月6日、八戸市庁で行われた贈呈式で、小林眞市長に目録を手渡しました。 本校が中世衣装制作を始めて今年で3年目となり、今年度は生徒4名が夏休みや放課後を利用し、約1週間かけて衣装を制作しました。衣装は男女兼用で大きめに作られ、はかまはひもでくくることで足さばきを良くし、ちょうどよい丈に調整することができます。はかまは同市根城跡のイチイと是川遺跡のトチを使用して博物館の方が淡い灰色に染め上げた布を使って縫い上げました。制作に携わった生徒たちは、中世の文化を体感し、博物館を訪れた方々に八戸の歴史に興味を持ってもらいたいと述べていました。 寄贈された小袖とはかまは八戸市博物館で展示されており、来年以降に根城史跡広場での着用体験で使用される予定です。

縄文土器の文様を刺しゅうした装飾品を制作しました(生活文化科)

生活文化科3年生(課題研究「ファッションデザイン」を学んでいる13名)が、是川遺跡から出土した縄文土器の文様を刺しゅうした装飾品を制作しました。 装飾品の制作は、工芸的に優れた土器や漆器などが多く出土している同遺跡について学び、地域に誇りを持ってもらうことを目的として行われました。生徒13名は是川縄文館の学芸員の方から、縄文時代の装いや縄文土器・土偶に見られる文様の意味の説明を受け、縄文時代晩期の土器などの文様から気に入ったデザインを選び、布地に刺しゅうを施してヘアゴム、ブローチ、ネックストラップなどを制作しました。生徒たちは、縄文時代の人々の知識の豊富さに感銘を受けるとともに、史跡是川石器時代遺跡の世界遺産登録のお祝いの気持ちを込めて制作に取り組みました。 完成品は八戸市埋蔵文化財センター 是川縄文館 で開催される秋季企画展「装い ~身を飾る人びと~」〈2021年10月16日(土)~11月28日(日)開催予定〉で展示されます。

色彩検定協会 奨励賞 受賞(生活文化科)

本校生活文化科が色彩検定協会の奨励賞を受賞しました。この賞は年2回実施されている色彩検定(文部科学省後援)において、特に優秀な成績を収めた団体に贈られるものです。本校は令和2年度に8名(2級2名、3級6名)が受験し、全員が合格しました。生活文化科ではファッションデザイン(1年次)とファッション造形基礎(3年次・選択科目)の授業で色彩について学び、希望者が検定を受験しています。本校が奨励賞を受賞したのは2018年に引き続き2度目。インテリアデザイナーやスタイリストを目指す生徒、服飾関係の専門学校に進学して資格を活用する生徒など、資格を取得する目的はさまざまですが、それぞれが将来の進路に役立てようと熱心に勉学に励んでいます。  

学生&高校生まちづくりコンペティション 特別賞

八戸圏域の高校生や学生らが本年度取り組んだ地域貢献活動を発表する「学生&高校生まちづくりコンペティション」が2月13日、八戸市総合福祉会館で行われ、9団体がスライドなどを用いて活動を紹介した。本校から参加した生活文化科3年生8名の活動『縄文にときめく ファッションで発信~縄文土器の文様のドレスの制作~』が特別賞に輝いた。2020年が泉山兄弟による是川遺跡の発掘から100年という節目であることを知り、ファッションを通じて縄文の素晴らしさを伝えたいと10月から制作をスタート。土器の特徴や文様を見事にファッションに昇華させた。 「あでやかな注口土器」「凛とした深鉢形土器」「優美な皿形土器」の3作品は12月13日、はっちでファッションショーと作品の展示を行ったのに続き、是川縄文館でも12月18日~2月4日まで展示を行った。今回の事業を通じ、土器の文様をドレスに表現できたことは、市民のみなさまに縄文の魅力を感じ、興味を持っていただく機会になった。表彰式で小林市長より「服飾の技術が素晴らしい。技術を活かし、お土産品の開発なども行ってはどうか。今後の活動に期待する」とお褒めの言葉をいただいた。