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第17回 看護専攻科 卒業証書授与式が挙行されました

令和5年3月10日(金) 第17回看護専攻科卒業証書授与式が挙行されました。岡本校長より39名の卒業生に卒業証書が授与され、「本校の専攻科は『力は出せるもの』であることへの信頼と友情、先輩への憧れがあるからこそ真価がある。業を磨き、心を磨いてこれからの人生を歩んでほしい。看護は最上級の芸術であると言われるように、皆さんの働きが世の中を照らす光のように美しく、本校が目指す暮らしに生きる教育を表現するものとして全国で活躍してほしい」と激励の言葉が送られました。続いて在校生の代表が祝辞を述べ、卒業生代表は「看護の入り口に立ったばかりの私たちは、投げ出したくなるような膨大な知識を身につけ、緊張で押しつぶされそうな状況を幾度も乗り越え、今日を迎えた。これからの人生にはもっと大きな苦難が待ち受けていると思うが、皆と分かち合った笑顔の五年間が力となり、必ず支えてくれると信じている」とこれまでの感謝と今後の抱負を述べました。※看護師国家試験の結果発表は令和5年3月24日(金)

第20回 継灯式が行われました(看護科)

令和4年11月9日(水) 第20回継灯式が行われました。 今年度は看護科2年生28名が式に参列し、病院実習へ向け、看護師への決意を新たにしました。式では、生徒一人ひとりが目指す看護像を宣誓し、その後全員でナイチンゲール誓詞を唱和しました。岡本校長より「自分の想いを人前で伝えることは多くはない。今回の誓いを胸に、目標に向かって気高く進んでもらいたい」との激励がありました。生徒代表の平野あやめさんは「看護の基本を踏まえ、患者さんや家族に寄り添える看護師を目指したい。先輩方が歩んできた道を決して振り返らず、思い悩んだ時は、この継灯式の誓いを思い出して前に進みたい」と決意を述べました。

「縄文にときめく」オリジナルグッズ販売開始(生活文化科)

生活文化科の生徒が考案したオリジナルグッズを、11月3日(木・祝)より八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館にて販売します。「トートバッグ土偶」と「バネぐちポーチ入組文」の2作品を各30点販売予定です。詳細は下記の案内をご覧ください。

中世の子ども用小袖を復元し、八戸市博物館に寄贈しました(生活文化科)

生活文化科の3年生4名が、中世に庶民の子どもが着用していた小袖を復元制作し、八戸市博物館に寄贈しました。小袖は八戸市の史跡根城の広場で開かれた「史跡根城まつり」で披露されました。 本校が中世衣装制作を始めて今年で4年目となり、今年度は生徒4名が7月ごろから約2カ月かけて衣装を制作しました。小袖は5~10歳の子ども用で、帯が縫い付けてあるのが特徴です。根城史跡にあるタラノキとクルミを使って染色し、グレーと淡い黄色の優しい色合いに仕上げました。制作に携わった生徒たちは、服装の歴史や八戸の歴史に興味を持つきっかけになったと感想を述べ、草木染めの出来栄えに満足していました。 寄贈された小袖2着は、今後史跡根城の広場での着用体験などで使用される予定です。

黒にんにく免疫向上レシピグランプリ結果

令和4年9月6日(火) 田子町タプコピアンプラザホールにて行われた、第6回世界黒にんにくサミット内、黒にんにく免疫向上レシピグランプリ(黒にんにく料理甲子園)に本校の調理科が参加しました。 黒にんにくの普及を目的に、機能性食品として認可されている黒にんにくをより美味しくたべられるように、また新しい魅力を表現できるように学年を問わず応募を募りました。スイーツ部門の第1位を獲得した長根さんは、料理部門の2位にも入りダブル受賞。スイーツの作品は黒にんにく初心者にも食べやすい仕上がりを意識し、料理の作品は黒にんにくのパンチを効かせた香り豊かなソースと青森県産牛肉で夏を乗り切れるよう考案しました。本校の入賞者と作品は以下の通りです。 【料理部門】 準優勝 3年 長根 幸恵「黒にんタマ丼」 第3位 3年 上田 美波「黒にんにくと長芋のミックスピザ 【スイーツ部門】 優 勝 3年 長根 幸恵「黒にんにくとクリームチーズのアイス」 準優勝 2年 小林 姫奈乃「黒にんにくアップルパイ」 第3位 1年 中村 結依「黒にんにくと青森の幸 フロランタンケーキ」

調理科✕割烹萬鱗 コラボメニュー制作 第2弾

本校調理科の生徒が考案した献立を、歴史ある割烹萬鱗様の実際の食の現場で採用していただくことになりました。前回の「ひなまつり御膳」に続く第2弾は、夏の野菜をテーマにした季節のミニ会席『はづき』。8月2日(火)~8月31日(水)までお客様に提供しておりますので、是非ご賞味ください。 とうもろこしムース 旨出汁じゅれ仕立て(手前の焼八寸のうち一つとして) 暑い夏にのど越し良く食べられるムースを、年齢や性別を問わずみんなが大好きな旬のとうもろこしで作りました。食材の持つ甘みが引き出されたムース部と、出汁のジュレとの二層仕立てが見た目も美しく、仕上げの焼きとうもろこしが夏を感じさせます。 県産食材‼夏香る冷やし素麺(左側中央のお料理) 青森県が生産量一位を誇る、ごぼうの香りを生かした夏料理を作りたいと考案しました。香り深いごぼうの出汁で食べる素麺と、彩り鮮やかな夏野菜の素揚げを一緒に頂くことで暑い夏でもさっぱりと食べられる一品です。 【お問い合わせ】割烹萬鱗(住所:八戸市柏崎1-1-41 0178-24-1021)

「縄文の文様の作品」販売開始(生活文化科)

生活文化科2年生37名が制作した縄文土器や耳飾りの文様を刺しゅうした「ブローチ」「ヘアゴム」「刺しゅうキット」を、八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館のご協力により販売することになりました。 昨年是川縄文館で開催された秋季企画展「装い ~身を飾る人びと~」に生徒制作作品を展示させていただいたところ、「とても可愛い、販売してほしい、制作してみたい」といった多数の感想が寄せられました。そこで、皆様のご要望にお応えして販売することになりました。たくさんの方々に現代の装いにも合う縄文の文様をファッションアイテムとして楽しんでいただき、刺しゅうをしながら縄文に思いを巡らせてほしいと思っております。 下記の要領で販売いたしますので、ぜひ是川縄文館までお越しください。 場   所:八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館 ミュージアムショップ 販売開始日:令和4年7月5日(火) 販 売 品:ブローチ20個 ヘアゴム30個 制作キット20個 ※ 販売は、なくなり次第終了とさせていただきます。

5月12日は看護の日

5月12日は「看護の日」です。近代看護を築いた「フローレンス・ナイチンゲール」の誕生日に因み、この日に制定されました。国際看護師協会(本部:ジュネーブ)では、1965年からこの日を「国際看護師の日」と定め、看護師の社会貢献を称える日となっています。 5年一貫で看護師を養成している本校では、看護師について他科の生徒にも知ってもらえるように作品の展示をしています。コロナ禍で懸命に働いている全国の医療従事者の皆さんに感謝をするとともに、これからの医療を担っていける人材となるべく、看護科の生徒・学生は日々勉学に励みます。  

第18回 看護専攻科 進級式が挙行されました

令和4年4月8日(金)第18回看護専攻科進級式が行われました。式の冒頭で、岡本潤子校長より進級生35名に向けて「専攻科の卒業式での学生の涙は本当に美しいものだった。卒業する嬉しさ・寂しさ・支えてくれた家族や先生方の厳しさと優しさへの感謝・5年間共に学び支え生き抜いてきた絆への涙だった。絆は簡単にできるものではない。一生懸命学ぶためには心の強さが必要だ。看護師は心を支えることが大切な仕事。身体的な痛みと心の痛みを受け止める強さが必要で、それならば身近な友の心の痛みや思いを共有できなければ支えることはできない。残りの2年間を本気になって生き抜き、自覚と責任のプレッシャーに負けず努力をするように」との激励がありました。進級生の代表は「病に苦しむ人たちのために力を尽くしたいという思いは、クリミア戦争に従事したナイチンゲールの時代から変わらない。これからさらに学びを深め、専門的な看護の技術と知識を身に付けていくことになる。実践を通して技術に磨きをかけていくことに期待と喜びを感じている。自分の目指す看護師像を抱き、将来を目指していた頃の純粋なまなざしは今もなお輝き続けている。これから多くの困難に出会うと思うが、失敗を恐れずに挑戦を続け、決してあきらめることなく目指す未来に前進していこう。」と決意を述べました。

第111回 看護師国家試験 全員合格(4年連続)

令和4年3月25日(金) 第111回看護師国家試験の合格発表が行われました。本校の看護専攻科からは2年生34名が受験し、全員が合格しました(全員合格は平成30年度・令和元年度・2年度に続き4年連続)。発表当日は八戸近郊の病院に勤務する卒業生が学校を訪れ、合格の喜びを分かち合いました。 見事合格を果たした宮﨑寿美礼さんは「先輩方が全員合格してきたこともあり、プレッシャーを感じることが多かったが、先生方の励ましに背中を押され頑張ることができた。国家試験合格に向けて班の仲間で教え合い、勉強を楽しいと思えるようになった。本当に看護師になれるか不安だったが、全員で合格できて良かった。確実な看護技術で、これまでお世話になった家族、先生方、実習で受け持った患者さんに恩返しをしたい」と喜びを噛みしめていました。また、田澤結実子さんは「小さいころからの夢が叶い安心した。国家試験後は試験問題が難しく感じ、合格できるか不安だったが、5年間の頑張りが実を結びほっとしている。患者さんの痛みや不安に寄り添える看護師になれるように頑張りたい」と抱負を述べていました。学生を指導した看護科の教員は「新型コロナウイルスの感染リスクを考え、本来であれば出校するところを、約2週間の自宅学習に切り替えなければならず、例年とは違う不安があった(※看護師国家試験には追試験が設けられないため)。それでも学生たちは班ごとに繋がりを持ち、励まし合いながら学び続けてくれた」と安堵の表情を浮かべていました。 卒業生は県内外各地の病院に勤務し、日本の医療を支えていきます。