中世の子ども用小袖を復元し、八戸市博物館に寄贈しました(生活文化科)

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生活文化科の3年生4名が、中世に庶民の子どもが着用していた小袖を復元制作し、八戸市博物館に寄贈しました。小袖は八戸市の史跡根城の広場で開かれた「史跡根城まつり」で披露されました。
本校が中世衣装制作を始めて今年で4年目となり、今年度は生徒4名が7月ごろから約2カ月かけて衣装を制作しました。小袖は5~10歳の子ども用で、帯が縫い付けてあるのが特徴です。根城史跡にあるタラノキとクルミを使って染色し、グレーと淡い黄色の優しい色合いに仕上げました。制作に携わった生徒たちは、服装の歴史や八戸の歴史に興味を持つきっかけになったと感想を述べ、草木染めの出来栄えに満足していました。
寄贈された小袖2着は、今後史跡根城の広場での着用体験などで使用される予定です。
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