生活文化科の3年生4名が、中世に庶民が着用していた小袖とはかまを復元制作し、10月6日、八戸市庁で行われた贈呈式で、小林眞市長に目録を手渡しました。
本校が中世衣装制作を始めて今年で3年目となり、今年度は生徒4名が夏休みや放課後を利用し、約1週間かけて衣装を制作しました。衣装は男女兼用で大きめに作られ、はかまはひもでくくることで足さばきを良くし、ちょうどよい丈に調整することができます。はかまは同市根城跡のイチイと是川遺跡のトチを使用して博物館の方が淡い灰色に染め上げた布を使って縫い上げました。制作に携わった生徒たちは、中世の文化を体感し、博物館を訪れた方々に八戸の歴史に興味を持ってもらいたいと述べていました。
寄贈された小袖とはかまは八戸市博物館で展示されており、来年以降に根城史跡広場での着用体験で使用される予定です。